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『古書ほうろう』-  -
谷根千界隈の人にはおなじみの古本屋『古書ほうろう』。何かを探そうという人にしか楽しめないような古本屋ではなく、なんとなくのぞいてみたら何かしらおもしろいものを見つけてしまうような古本屋。可能な限り陳列され、踏み台なしでは届かないくらいに積み上げられているような古本屋ではなく、ジャンル毎に整然と、本の表紙が優雅にこちらを向いているような古本屋。広い店内にはジャンル毎の棚がずらりと並ぶ。かといって、あらゆるジャンルが充実しているわけでもない。 『古書ほうろう』 店内の様子
なぜなら『古書ほうろう』を運営している宮地健太郎氏、宮地美華子氏、神原智子氏、山崎哲氏の4人のスタッフが、悪く言えば、好きなものを中心に並べているからだ。
『古書ほうろう』がある場所には元々よくある古本屋があった。そして現在の4人のスタッフもその古本屋を手伝っていた。ところがそのうち(宮地健太郎氏曰く)"古本屋としての自我が芽生えてきた"。そしてその自我を貫くために、ついには店を買い取って1998年『古書ほうろう』として古本屋が再スタートすることとなった。
まず置きたくない本は置かないようにした。以前は仕入れた本はすべて陳列していたし、持ち込まれた本は全て買い取って、これも全て陳列していた。それゆえ店内は顧客本位の品揃えとなり、膨大な量にジャンルも霞む。また、仕事としても機械のように「買取」→「陳列」→「販売」を繰り返すばかり。やはり本が好きなわけであり、好きな本に出会って、それらを紹介したいものである。そんな方針から4人のそれぞれの好みの本を中心に取り扱うようになった。店頭に立っている人が買い取りを担当するため、担当者によって買い取られるものもあれば、そうでないものもある。そして4人はそれぞれ何れかのジャンルを担当し、値段をつけたり陳列したりしている。そして徐々に現在のジャンルに絞られ、現在の在庫数となり、整然とゆったりと陳列されるようになった。
また、ライブ等のイベントを企画して店内で開催するようになった。ゆったりとしたスペースがあるからこそ実施できる。4人のスタッフはそれぞれ本と同じように音楽や映画が好きである。だからライブも開催するし、紹介したい音楽CDや映画DVD等も取り扱うようになった。
[上:右]明るくゆったりとしたスペースの店内。
 
[下:左]オススメの音楽CD。店内でBGMになっていたり、試聴できたりもする。
 
[下:右]例えば「環境」のようなジャンル。このように棚にジャンル毎のタグがあり整然と整理されている。
明るくゆったりしたスペースの店内
お気に入りのオススメの音楽CD等 ジャンル毎のタグ
宮地健太郎氏にとって本とは、1つは時間を楽しく過ごすためのもの。もう1つは形あるものであり、物欲の対象としての本。つまりコレクトするものであったりする。そういう感覚の本好きにとっては、日々買い取るものが違い、買取の時はわくわくや未知のものとの出会い、長年探していたものがひょっこりあらわれたりする面白さを楽しんでいる。また、これは!と思う本はすぐ売れてしまうところも面白い。ただ、あらゆる本に詳しいかと言えばそうでもないが、たくさんの本を見ていると、本の佇まいや雰囲気でいい本かどうかということを嗅ぎ取れる勘みたいなものが備わってくるそうだ。その勘が研ぎ澄まされてきたことでフィルターの精度が向上して、今の魅力的な品揃えになっているのかもしれない。
『古書ほうろう』では、ミニコミ誌の取り扱いが多い。紹介の紹介などで増えてきたそうだ。そしてそれらは十分な場所が確保されているので、出会うべき人が出会うべき情報に遭遇できるかもしれない。そして古本屋というのは基本的にはその地域の人たちが主な利用者であるため、その地域のカラーが反映されるものである、というように『古書ほうろう』にはこの界隈のカラーが表れているのかもしれない。
『古書ほうろう』では、趣味や気持ちを同じくする人が、ちょっと立ち寄ってくれる場所であればいい、と考える一方で、古本屋を土台として面白いことができれば、とも考えている。そして、遠方の本好きな人にもこの界隈やこの界隈の本屋さんを知ってもらおう、と南陀楼綾繁氏が発起人となった「不忍ブックストリートMAP」に近くの往来堂書店、オヨヨ書林とともに企画・製作に携わったり、一般の人が軒先で古本屋の店主になるという「一箱古本市」というイベントを企画・運営したりしている。古本屋としてだけでなく、今後のいろいろな活動も楽しみな『古書ほうろう』(イベント等の情報は『古書ほうろう』HPへ)。宮地氏をはじめとするスタッフと"趣味や気持ちが同じ人"であるなら、ふらりと立ち寄ってしまうと、そこはきっとお気に入りの場所になってしまうことでしょう。
ライブのステージにもなる場所 おなじみの地域雑誌「谷中・根津・千駄木」
2006年度版の「不忍ブックストリートMAP」 [上:左]ライブのステージにもなるスペース。普段から椅子があり『古書ほうろう』を満喫できるスペースでもある。
 
[上:左]おなじみの"地域雑誌「谷中・根津・千駄木」はバックナンバーも充実している。
 
[下:左]2006年度版の「不忍ブックストリートMAP」。いろいろな場所に配布されている。
- June 2006 -
- 古書ほうろう -
address:東京都文京区千駄木3ー25ー5
tel:03-3824-3388
open:10:00 - 23:00(日・祝 12:00 - 20:00)
holiday:第3火曜日定休
url:http://www.yanesen.net/horo/